路上のでんせつpartさん

数ヶ月が、経ったある朝、小池から、LINEが、来た
今日、違う市に、タイメン暴走を繰り返している
ジミーを帰宅するタイミングを狙って、仕掛けると

俺は、立ち会う事になった

数ヶ月ぶりに、会う小池の、ビジュアルは、静かであり、たくましくもあった、しかし鼻毛の毛量が、少し増えたぐらいで、そこまでの変化を見受けられなかった、
俺は、少し不安に思ったが
その不安をかき消すように口を開く
すごい修行を終えてきた、俺の今が、完成形であり集大成、激流を流すのは、清水、俺は最強の奥義を手に入れたと言う
確かに根拠は、ないがその自身を裏づける、何かを感じた俺は、不安に思うことをやめた

俺たちは、ジミーの家の近くに張り込んだ
小池は、ジミーの自宅近くの一番暗い場所でしかけると、もうすでに前の日にリサーチ済みだと、俺に耳打ちした
こういう入念な所が、ぬかりない、小池の強さだ
小池は、何よりも最初のファーストインパクトを大切にしていた
最初の流れで、一撃を狙っていたのだ

タイメン暴走を終え、帰路につく、ジミーを遠方に確認したのは、深夜だった
ジミーを確認すると、小池の側近、ナベちゃんが、近くの電灯によじ登り電線を切る
彼の、実家は、電気屋だった

あたりに暗闇が、広がる
ここで、小池は、後に大きなミスをしていた事に気づく…。