路上のでんせつ フォース

辺りは、静まり暗闇が広がっていた
まだ、こちらに気づいていない様子のジミー
距離が縮まるにつれ、俺達は、異変に気づき始めた
暗闇が、あだとなり、身体が見えないのだ、それに加えジミーは、白Tと、白のズボン、上下を白で固めていた、暗がりに迫るそれは、頭部と四肢がなく、白Tから、浮かび上がった乳首によって、完全なイッタンモメンのそれだった
迫り来るイッタンモメン、小池は、凄まじく取り乱していた
俺達は、圧倒された、小池は、この時ファーストコンタクトを先制されていたからだ

ジミーが、俺達に気づく距離になり、静かに笑う
電柱の影から、メンタリスト太鼓が、現れた

時代に残るタイメンが、今始まろうとしている

ジミーが、タイメンの距離に入った瞬間
小池が、仕掛ける、
仕掛けると言うよりこれは、強制の行事だ、小池の鼻から、尋常じゃなくでている鼻毛を目視する瞬間で、あるからだ
ジミーの、右の眉毛が、つり上がった
つかみは、バッチリの効果は抜群だ
次の瞬間瞬き、仕掛けたのは、ジミーだった
小池の先制に被せ気味で合わせたカウンター
片目だけを開くジミーは、左の眼球に赤いコンタクトを入れていた、
俺は、次のターン右目が、赤意外だったら、小池は、終わってしまうかも知れないと思った
小池は、この数ヶ月感の修行で、手に入れた呼吸法、笑いそうな時に、鼻からコンパクトに空気をだす技術で、これを乗り切った

少し、生き急ぎすぎた小池は、奥義を放つ
タイミングは、俺も完璧だと思っていた……